色彩検定 合格者の声

生徒のために受験したが 色彩学の興味深い内容に自身が学ぶ時間が大切に

生徒のために受験したが 色彩学の興味深い内容に自身が学ぶ時間が大切に

仕事に活かす

宇部フロンティア大学付属 香川高等学校教諭

野村直良さん (1級合格)

Voice

色彩を学ぶ時間を今後も充実させたい

私は高校の教諭で、現在「構成」(教科書に色彩検定3級テキストを使用)、「コンピュータデザイン」、「ビジネスOA」の3つの科目を担当しています。
色彩検定を受験したいと申し出る生徒が現れて、本校が試験会場として団体受験できるようになると、「私のクラスの生徒2人が高校の間に1級を取りたい」と言ってきました。
3級まではテキストと問題集で内容を把握していましたが、2級、1級は私にとっても未知の世界でした。でも、生徒達の一歩先を進み続けるために、まずは自分が3級、2級、1級と取得したのです。色彩検定の学習を開始すると、理解して覚えることが大変な分野もありましたが、色彩心理や色彩調和、各分野のデザインに関する内容はとても興味深く、勉強しているというよりも趣味の本を読んでいるような楽しさでした。
1級取得後は講師養成講座にも参加して、色彩検定協会の講師ライセンスも取得しました。
講座は期待にたがわず面白く、ためになる内容ばかりで、授業でその内容を生かせる場面が多くあります。
例えば、カラーカードを一枚ずつ取り出して色相環を作ったり、違うトーンのカードから同色相のものを選び出すトランプゲーム的な実習を取り入れました。カラーカードを触る時間を増やし、座学ばかりにならないようにも心掛けています。
あと何年で定年という時期に近づく中、「社会人対象の色彩講座」を開く準備のためにも、色彩を学ぶ時間を今後も充実させたいと思います。