【3級】はじめて色を学ぶ方向け色のはたらき、色はなぜ見えるのか、色の分類と三属性、PCCS、色の心理効果、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、慣用色名など。以上のような色彩に関する基本的な事柄を理解している。
【2級】実務に応用したい方向け色のユニバーサルデザイン、光と色、マンセル表色系、色彩心理、配色技法、配色イメージ、ビジュアルデザイン、ファッション、インテリア、景観色彩など。3級の内容に加え、以上のような基本的な事柄を理解し、技能を持っている。
【UC級】一般社会人、公共、福祉、設計者など色のユニバーサルデザイン、色が見えるしくみ、色の表し方、色覚のタイプによる色の見え方、高齢者の見え方、色のUDの進め方など。配色における注意点や改善方法を理解している。
「特定の色の組み合わせが判別しにくい」人が、
日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、
人数にすると300万人以上存在するといわれています。
このような人たちにとっては、
一見わかり易く色分けされている鉄道の路線図や、
危険を知らせるサイン、
電源のON/OFFを示すパイロットランプなどが
同じような色に見えてしまう場合があり、
必要な情報を受け取れないことも。
また、白内障等の眼の老化によっても色の見え方は変化し、
区別できない色が増えるといわれています。
高齢化社会が進む中、
このような問題は更に増える可能性があります。
UC級 は「色に携わる全ての人が
色覚の多様性について正しい知識を持ち、
配慮をすることができる社会の実現」を
目指し設立されました。