色彩検定 合格者の声

中学1年から色の勉強を始め、中学在学中に1級取得

中学1年から色の勉強を始め、中学在学中に1級取得

学業に活かす

捜真女学校高等学部1年生(1級受験時は中学部3年生)
◎15歳での1級合格は個人受験での最年少記録
2018年度色彩検定 個人の部 1級 文部科学大臣賞受賞

岡原 里奈さん

Voice

色の勉強が楽しくて一気に2級にチャレンジ

小学校に入る前から絵画教室に通っていて、将来は画家になりたいと思うほど絵を描くことが好きになりました。本屋さんに行っても美術コーナーに自然と足が向くようになり、そこで目に止まったのが色彩検定のテキストです。こんな検定があるんだ! もっと色のことを知りたいと思い、3級のテキストを買って帰りました。
それが小学5年のときで、まだ内容が難しくていったん放置してしまったのですが、中学に入ってから別の検定に合格したことで検定を受験することが楽しくなり、中学1年の冬から次の夏期検定に向けて勉強を始めました。勉強は全て独学。最初は色に関する読み物のようにテキストを読みました。初めて見る色相環に感動したり、色を感じ取る細胞や眼の構造に戸惑ったりしながら何度か繰り返して読み、内容が理解できたら「青ペン書きなぐり勉強法」という、覚えたいことを青ペンでひたすらノートに書きなぐるという方法で記憶を蓄積。検定の1カ月前には3級の模擬試験問題で満点が取れるようになりました。色を勉強することが楽しかったので、だったらいっそのこと2級に挑戦しようと、それからの1カ月で2級の内容を猛勉強。中学2年の夏期検定で2級に合格することができました。
放課後は地域の図書館で色の勉強をするのが日課になり、土日も図書館でお昼から閉館まで勉強。学校の休み時間や電車の中など、スキマ時間も色の勉強に使いました。もともと好きなことには集中できるタイプなのですが、ここまで頑張れたのは色の世界がそれだけ魅力的だったから。自分でも正直よくやったなと思います(笑)。
※下記作品は…
 左上:タイトル「光」(油彩)、右:若冲模写(ポスターカラー)
 左下:フェルメール模写(主にオイルパステル)

  • 色彩検定 合格者の声1

1級2次対策ノートにより2回目の受験で1級取得

もっともっと色の勉強をしたいと、その年の冬期検定で1級を受験することを決意。まずは1次試験突破をめざしてテキストを読み込んで理解し、何も見なくてもテキストの内容がすらすら言えるようになるまで「青ペン書きなぐり勉強法」で知識をインプットしていきました。2級までとはレベルが異なり、読んでも読んでも理解できなくてどうしようと思ったときもありますが、いったん時間を置いてもう1度読むと、なるほどそういうことだったのかと得心できることもあり、とにかく理解できるまで読み返しました。色の識別や配色に関しては模擬試験問題に最初から正答できたので、特に苦労することはありませんでした。
結果、1次試験には合格することができたのですが、実は2次試験のための勉強を始めたのは1次試験が終わってから。さすがに勉強の時間が足りず、2次は不合格という悔しい結果に終わりました。
そこで次の2次試験は絶対に突破しようと何が足りなかったのかを自己分析し、ウィークポイントをリカバリーするための2次試験対策ノートを作成。暗記すべき項目をわかりやすくまとめました。特に、問題用紙に示される色と自分が使っていたテキストの色が微妙に違っていて戸惑った経験から、カラーカードとテキストの色を並べて貼り、色名やその由来、PCCSの色記号をセットで覚えられるような工夫もしました。
勉強時間が足りなかった反省から、今度は夏休み明けの9月頃から本格的に2次対策の勉強を開始。無事合格することができ、中学在学中に色彩検定1級を取得することができました。「文部科学大臣賞」まで受賞できたことはたいへん光栄に思います。

  • 色彩検定 合格者の声2

世界が色づき、自分に自信が持てるようになった

色彩検定の勉強が私にとって面白かったのは、色について学べば学ぶほど自分の描く絵が変化していくのが実感できたからです。以前は感覚だけで描いていてタッチもワンパターンだったのですが、色の使い方が明らかに変わり、これまでとは違うタッチの絵も描けるようになりました。視野が広がり、今まで見えなかった色が見えるようになった感じがしていて、私こういう絵も描けるんだってうれしくなりました。
日常の風景も変わりました。なぜこんな色をしているんだろう? このデザインにはこういう狙いがあるのかな? と考えたり気付いたりすることが多くなりました。検定には直接関係しなくても純粋な興味から色に関する本も読むようになり、見過ごしていたものに目が止まるようになりました。まさに世界が広がり色づいたような感覚です。
また、目標に向かって努力し、知識を身につけることで、自分に自信が持てるようになりました。以前の私は人前に立つことが苦手で裏方の方がいいと思っていましたが、今ではプレゼンテーションも落ちついてできるし、クラス会長も務めることができるようになりました。
色彩検定を通じて私は変わりました。画家という夢のほかに、学んだ色の知識を役立てられるようなビジネスを起業したいという夢もできました。学ぶこと、何かに打ち込むことには何か特別な力があるのだと思います。なので、勉強に限らず誰もが自分のしたいことに集中して取り組めるような仕組みをつくることにも興味を引かれています。私をこんなにも前向きにしてくれた色彩検定に出会えて本当によかったと思います。

  • 色彩検定 合格者の声3