実際の試験内容の一部をご紹介します。
あなたは何問解けますか?
1級1次出題例
色彩検定1級1次試験の出題例です。
各分野の色彩設計について理解しているかが試されます。
問題1
次の[ A ]~[ E ]の空欄にあてはまる最も適切なものを、それぞれの①②③④からひとつ選びその番号をマークしなさい。
シュヴルールの色彩調和論では「一つの主調色による調和」を取り上げているが、これには[ A ]のような配色も該当する。これは3種類ある[ B ]の調和の一つとして取り上げられているが、この調和の中には図1の例のような「[ C ]色相による色調類似の調和」も含まれている。この図1の配色は[ D ]であるということもできるが、[ D ]のような配色は、ジャッドの色彩調和では[ E ]の原理で説明できる。
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- ドミナント
- グラデーション
- セパレーション
- アクセントカラー
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- 統一
- 同一
- 類似色
- 対比
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- 離れた
- 連続した
- 同一
- 隣接・近似
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- トーナル配色
- ビコロール配色
- ダイアード
- ナチュラルハーモニー
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- 評価性
- なじみ
- 類似性
- 美度
問題1解答※クリックすると解答が表示されます。
A ①、B ③、C ④、D ④、E ②
問題2
次の【A】~【E】の記述について、最も適切なものを、それぞれの①②③④からひとつ選びその番号をマークしなさい。
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カラーマーケティングにおける基本視点
- 人、モノ、時代
- 人、モノ、高級感
- 美しさ、高級感、コストパフォーマンス
- モノ、美しさ、高級感
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色の嗜好について
- 同じ国内における嗜好色調査では時代の変化は見られない。
- 嗜好色調査では国や文化が異なれば、その影響を受ける。
- 色票を使った嗜好色調査結果は、そのまま商品のカラープランニングに反映できる。
- 色の好みは外的な影響を受けるものではない。
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カラーリサーチについて
- カラーリサーチは、社会背景、衣食住、トレンドの大きく三つの段階がある。
- 観光ガイドや官公庁情報、暮らしぶりや文化がわかる写真集をリサーチすることには意味がない。
- 商品の売れ行き動向、市場での評価などのリサーチは継続することで、自身の分析スキルを向上できる。
- アーティストの感性表現は、庶民感覚と異なるため、トレンドをリサーチする際には不適切である。
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カラーリサーチの手法について
- 定性調査とは数値や量の視点からの調査手法である。
- カラーリサーチでは、定量調査と定性調査を目的に応じてプランニングすることが必要である。
- 定量調査の主な方法はインタビュー調査である。
- CLT調査は非接触方式のため感染症リスクが低い調査手法である。
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CMF®について
- デザインにおける色相イメージを意味している。
- カラートレンド調査の結果、検討されたカラーのことである。
- デザインにおいて、概念の色彩から実体の色彩を考える際に必要になる視点である。
- カラーマーケティングを反映した概念としての色彩を意味する。
問題2解答※クリックすると解答が表示されます。
A ①、B ②、C ③、D ②、E ③
※色の表現については、モニター環境によって
異なる場合がございます。