色彩検定 合格者の声

理論に基づいた提案をすることでお客さまの信頼が得られました

理論に基づいた提案をすることでお客さまの信頼が得られました

仕事に活かす

株式会社 トッパングラフィック コミュニケーションズ ディレクター

田中孝之さん (1級合格)

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個人の好き嫌いで決められがちな配色ですが、理論の裏付けがあることでお客さまも安心しますので、資格を取得したメリットを実感できます。

「色」というものについて体系立てて学んだことがなかったので、復習の意味と知的好奇心から勉強してみようと思いました。
グラフィックデザインの現場で仕事をしているので「配色」については独学で学んでいたのですが、「色」というものについて体系立てて学んだことがなかったので、復習の意味と知的好奇心から勉強してみようと思いました。私の場合、勉強開始から色彩検定1級試験までの期間は約1年でした。最初の半年は公式テキストを読み進めながら一般の問題集をこなし、後半は色彩検定協会監修の過去問題集を解いていました。試験を受けるにあたってPCCS色彩体系をきちんと理解することも大切だと考えたので、自分でオリジナルのチャートを作ったり、白地の台紙を使ったりしながら繰り返し学習しました。また、色相環やトーン記号、色相記号、系統色名(和名・英名)、マンセル色相も同様に白地の台紙を作って活用しました。
色彩検定1級に合格した後は、配色のアドバイスを求められる場面で私の意見が通りやすくなりました。個人の好き嫌いで決められがちな配色ですが、理論の裏付けがあることでお客さまも安心しますので、資格を取得したメリットを実感できます。1級試験は年に一度しかなく2次試験もあるため、受験には入念な準備と勇気が必要です。私は独学で臨んだため分からないことがあるとそこで時間を取られてしまいましたが、合格を共に目指す仲間がいれば情報交換ができ、不安も軽減できるかと思います。合格によって新しい仕事のステージが開ける可能性もありますので、ぜひ頑張ってもらいたいですね。