色彩検定 合格者の声

「誰もが見やすい色使い」を学ぶために 公式テキストとアプリを活用しました

「誰もが見やすい色使い」を学ぶために
公式テキストとアプリを活用しました

学業に活かす

東北生活文化大学 家政学部 家政学科 服飾文化専攻

岩井 太伸さん (UC級合格)

Voice

「誰もが見やすい色使い」を学ぶために公式テキストとアプリを活用しました

大学で UC級対策講座が開講されていることを知り、将来の夢のために多角的に勉強してみようと考えたのが受検のきっかけです。私は対策講座で公式テキストに取り組みながら、「色のシミュレータ」というアプリを活用しました。これは自分と違う色覚を持つ人はどのように色が見えているのか、その世界をシミュレーションできるツールで、色のユニバーサルデザインの理解にとても役立ったと思います。UC 級に合格してからは、色のみならず様々な場面でユニバーサルデザインの考え方を意識するようになりました。アルバイトで POP を作成する際には「色使いへの気遣い」という点を常に考慮し、誰もがわかりやすい色使いに、と心掛けるようになりました。大学では色の多様性から生じる格差が生じないようUC級の知識を駆使して専門分野の学習に励んでおり、日常生活の様々な場面においても実際に活かしていきたいと考えています。

これからUC級の受検にチャレンジされる方は、ユニバーサルデザインの視点を意識しながら学習することをお勧めします。また、公式テキストをより深く理解するために、アプリを利用して色覚特性を持つ人や加齢によって色覚が変化した高齢者などの世界を体験してみるのもよいと思います。UC級の内容がたとえ仕事や将来の夢に直接的に関係していなかったとしても、視野が大きく広がる貴重な経験になりますので前向きに取り組んでいただけたらと思います。私は今回の経験を通して、UC級がもっと広く普及してほしいと感じました。