色彩検定 合格者の声

ユニバーサルデザインの配色の知識を高齢化・グローバル化の時代で役立てたい

ユニバーサルデザインの配色の知識を高齢化・グローバル化の時代で役立てたい

仕事に活かす

株式会社 大阪宣伝研究所

石田 鮎美さん (UC級合格)

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ユニバーサルデザインの配色の知識を高齢化・グローバル化の時代で役立てたい

大学時代、色彩学の講義で色彩検定のことを知りました。在学中は受検しなかったのですが、広告・販促の総合企画やプロデュースなどを手がける会社に就職して、社内で改めて色彩検定の案内を受けたときに興味を持ちました。UC 級にチャレンジしたのは、色彩異常の人の色の見え方や、ユニバーサルデザインについて体系的に学んでみたいと考えたからです。コロナ禍で時間に余裕が生まれたことも勉強を始めるきっかけになりました。
受検勉強の際には過去問を解き、理解が浅い部分については改めてテキストを読み返しました。また、タブレットのノートアプリを使い、テキストの内容を自分なりに整理しました。タブレットの画面上にはさまざまな色を表示できるため、手書きでノートにまとめるよりも理解を深められたと思います。UC 級を受検したことで、色のユニバーサルデザインの視点を意識しながら仕事に取り組むようになりました。また、イラストレーターの色覚シミュレーション機能を使い、見え方に問題がないかどうかを確認するようにもなりました。

高齢化社会とグローバル化が進むこれからの時代、色のユニバーサルデザインを学ぶことは様々な場面で役に立つと思います。私自身、特に公共性の高いものの配色を決める際には、UC級で学んだ知識を活かすことができています。これからUC 級の勉強をされる方には公式テキストをお薦めします。わかりやすくまとめられているので、しっかりと読み込んでみてください。