絵の具をはじめとする自社商品の効果的なプロモーションに検定の知識を役立てたい

仕事に活かす
ターナー色彩株式会社 企画課 チーフ
鉈落 佑太さん (1級取得)
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絵の具をはじめとする自社商品の効果的なプロモーションに検定の知識を役立てたい
現在勤務している絵具メーカーに入社してから、自社の絵具や塗料の色についてもっと理解を深めたいという思いで受検を決意しました。受検対策としては、公式テキストを見返しつつ、必要な用語は空で説明できるよう反芻し、不安な箇所は何度も繰り返し声に出して学びました。実技問題に関しては、自分なりに配色ルールを解釈した図を作成し、試験開始直後にその図を書いて、問題を解きながら確認ができるようにしました。受検勉強を通じて今まで感覚的に捉えていたものを理論的に考えられるようになったため、普段何気なく目にしている街中の風景が、実は緻密に考えられた配色であると理解することができました。また、実務では自社の絵具の色の効果的な組み合わせや、新しい商品の色名を考えるうえで、色彩検定で得た知識を効果的に活用できていると感じます。今後は、自社の商品(絵具)を効果的にプロモーションするために、色彩検定で学んだ理論を積極的に活用していきたいです。
実技試験のある1級では、ただ覚えるだけでなく、実際に問題を解いて手を動かすことが重要です。限られた試験時間の中で、焦らずに自分なりに答えを導く方法を繰り返し練習した方が良いかと思います。暗記科目についてはインプットだけでなく、誰かに説明するようにアウトプットの練習も併せて行いましょう。社会人の方は限られた時間の中での受検勉強となりますが、目的を見失わずに頑張ってください。